世界を守れそうな6人
その頃生徒会室では。
「まずは走る順番か……」
いつにも増して生き生きとしている柚太がホワイトボードにズラズラと文字を並べている。
そしてそのホワイトボードの後ろの壁には“打倒普通科!!”と勢いのある筆遣いで書かれた紙が貼られていた。
いつの間に作ったんだ、と誰もがツッコミを入れたくなったに違いない。
「……これ位執務もきちんとこなしてくれたら良いのに」
「あ、それワタシも思ったよ。奏君」
ボソボソと柚太の張り切りぶりに置いてきぼりになっている面々は、そんな事を話した。
現時点でそれに何とか追い付いているのは意外にも咲であった。
恐らくはその場にいない蛍人に伝える為なのだろうが、それでも大した物だと残る3人は感じていた。
「まずは走る順番か……」
いつにも増して生き生きとしている柚太がホワイトボードにズラズラと文字を並べている。
そしてそのホワイトボードの後ろの壁には“打倒普通科!!”と勢いのある筆遣いで書かれた紙が貼られていた。
いつの間に作ったんだ、と誰もがツッコミを入れたくなったに違いない。
「……これ位執務もきちんとこなしてくれたら良いのに」
「あ、それワタシも思ったよ。奏君」
ボソボソと柚太の張り切りぶりに置いてきぼりになっている面々は、そんな事を話した。
現時点でそれに何とか追い付いているのは意外にも咲であった。
恐らくはその場にいない蛍人に伝える為なのだろうが、それでも大した物だと残る3人は感じていた。