世界を守れそうな6人
「ゆ、湯浅君の後に私ですか!? こんなに凄い力なら、
先に言ってしまえば良かったです……。私なんて、大した事は…………あ」
突然、何かに気付いたように言葉を止めた咲。様子を変えて生徒会室を飛び出そうとしているではないか。
「咲ちゃん!? 一体何処に……」
咲は説明している暇はないと言わんばかりに、佐和の言葉を無視し走り出した。
その様子に何事かと感じた残された5人は咲の後を追い掛けた。
辿り着いた先は中庭。その中庭には色とりどりのチューリップが咲き乱れている。
既にその場に到着していた咲はある物を探していた。その表情には焦りが見えている。
先に言ってしまえば良かったです……。私なんて、大した事は…………あ」
突然、何かに気付いたように言葉を止めた咲。様子を変えて生徒会室を飛び出そうとしているではないか。
「咲ちゃん!? 一体何処に……」
咲は説明している暇はないと言わんばかりに、佐和の言葉を無視し走り出した。
その様子に何事かと感じた残された5人は咲の後を追い掛けた。
辿り着いた先は中庭。その中庭には色とりどりのチューリップが咲き乱れている。
既にその場に到着していた咲はある物を探していた。その表情には焦りが見えている。