世界を守れそうな6人
正当な?生徒会長
「あ、こんな所に居やがった」
「やっぱり咲ちゃんの力って役立つよねー!! 流石」
一瞬だけではあったものの呼吸が辛くなった蛍人の耳に、聞き慣れた声が聞こえてくる。
生徒会の全員が屋上に集結し、柚太は蛍人の方に手を回し説教した。
「昨日具合が悪かったから少しは心配したが……
お前こんな所でサボるとは良い度胸だな。そんなに女装が嫌なのか?」
「いや、大抵は嫌がりますって。それに女装を引き当てたのは柚太先輩だし」
「今はそんなの関係ないだろ!?」
旭の言葉にムキになる柚太。それを見る佐和、奏、咲はただ何も口を挟もうとはしなかった。
蛍人はその光景を見た後に、少し申し訳なさそうに言葉を口にし始めた。
喋り出した蛍人に一同の視線は一気に彼へと向けられる。
「やっぱり咲ちゃんの力って役立つよねー!! 流石」
一瞬だけではあったものの呼吸が辛くなった蛍人の耳に、聞き慣れた声が聞こえてくる。
生徒会の全員が屋上に集結し、柚太は蛍人の方に手を回し説教した。
「昨日具合が悪かったから少しは心配したが……
お前こんな所でサボるとは良い度胸だな。そんなに女装が嫌なのか?」
「いや、大抵は嫌がりますって。それに女装を引き当てたのは柚太先輩だし」
「今はそんなの関係ないだろ!?」
旭の言葉にムキになる柚太。それを見る佐和、奏、咲はただ何も口を挟もうとはしなかった。
蛍人はその光景を見た後に、少し申し訳なさそうに言葉を口にし始めた。
喋り出した蛍人に一同の視線は一気に彼へと向けられる。