世界を守れそうな6人
「無我夢中になると、前が見えなくなってしまって……僕なら大丈夫です。
2人共戻って良いですから。少し休めば落ち着……」
「残念ながらそうもいかないんだよね。君がいなくなると不安がる人が何人もいるんだ」
「えっと……その人達に顔を見せたら日陰で休んで貰っても構いませんから、ね?」
自分は1人でも大丈夫だと言う事をアピールしたかった蛍人であったが、
言葉の途中で奏に笑ってはいるが威圧感のある顔で発言を遮られ、
それにつられて咲も戻って来て欲しいと言う事を伝える。
内心では奏が本当に心配しているのかと疑問に思いながらも。
放っておく事も大切だと咲は思っていたのだろう。
「本当に! 本当に大丈夫、ですから……」
「今、君を1人にすると何をしでかすか分からないから。
それにあまり言いたくはなかったけれど、これは一応会長の命令なんだ。
ボク達に会長の命令を破らせたいのかい? 君が良くてもボク達が困る。
落ち着いて休める場所はいくらでもあるんだ。ダメかな?」
2人共戻って良いですから。少し休めば落ち着……」
「残念ながらそうもいかないんだよね。君がいなくなると不安がる人が何人もいるんだ」
「えっと……その人達に顔を見せたら日陰で休んで貰っても構いませんから、ね?」
自分は1人でも大丈夫だと言う事をアピールしたかった蛍人であったが、
言葉の途中で奏に笑ってはいるが威圧感のある顔で発言を遮られ、
それにつられて咲も戻って来て欲しいと言う事を伝える。
内心では奏が本当に心配しているのかと疑問に思いながらも。
放っておく事も大切だと咲は思っていたのだろう。
「本当に! 本当に大丈夫、ですから……」
「今、君を1人にすると何をしでかすか分からないから。
それにあまり言いたくはなかったけれど、これは一応会長の命令なんだ。
ボク達に会長の命令を破らせたいのかい? 君が良くてもボク達が困る。
落ち着いて休める場所はいくらでもあるんだ。ダメかな?」