世界を守れそうな6人
彼らの現在地。それは学校ではなく、避暑地と呼ばれる山の中。何故そんな場所にいるのかと言うと……。
「君達、私服オーケーだからとはいえ遊びに来ているんじゃないんだから」
眼鏡をキラリと光らせ、やや暢気な6人に呆れたかのように溜息を吐きながら注意をする郁人がそこにはいた。
「っていうか何で普通科の生徒会長サンがこんな場所にいるんだよ。
今日から1週間は特別科の能力強化合宿のはずだけど」
「普通科も普通科で希望すれば勉強合宿で来る事が出来るんだよ。
そんな事も知らなかったのか? 特別科生徒会長サン?」
そう、特別科全員能力の強化合宿。そして普通科は希望者限定の勉強合宿の為である。
ここでもまた2つの生徒会の会長がまたくだらない火花を飛ばし合いだした。
2人とも笑ってはいるものの、その笑みからは楽しさは微塵も感じられなかった。
「君達、私服オーケーだからとはいえ遊びに来ているんじゃないんだから」
眼鏡をキラリと光らせ、やや暢気な6人に呆れたかのように溜息を吐きながら注意をする郁人がそこにはいた。
「っていうか何で普通科の生徒会長サンがこんな場所にいるんだよ。
今日から1週間は特別科の能力強化合宿のはずだけど」
「普通科も普通科で希望すれば勉強合宿で来る事が出来るんだよ。
そんな事も知らなかったのか? 特別科生徒会長サン?」
そう、特別科全員能力の強化合宿。そして普通科は希望者限定の勉強合宿の為である。
ここでもまた2つの生徒会の会長がまたくだらない火花を飛ばし合いだした。
2人とも笑ってはいるものの、その笑みからは楽しさは微塵も感じられなかった。