世界を守れそうな6人
「もう隙間になんか落とさないで下さいね」
笑顔だけを残し、ゆっくりとその場を後にした古瀬。
背後に誰もいない事を確認すると古瀬は廊下を慌てて走り出した。
向かった先は特別科生徒会室。今日は会長と副会長以外の4人の生徒会役員を決める日であったのだ。
「佐和(さわ)、ごめん! 杉原(すぎはら)先生がボールペンをロッカーの隙間に落としたせいで遅れた……」
ガラリと勢いよく扉を開ければそこには茶髪のショートヘアの女子生徒がいた。
佐和と呼ばれた女子生徒は首を横に振ってそれを否定するも……
笑顔だけを残し、ゆっくりとその場を後にした古瀬。
背後に誰もいない事を確認すると古瀬は廊下を慌てて走り出した。
向かった先は特別科生徒会室。今日は会長と副会長以外の4人の生徒会役員を決める日であったのだ。
「佐和(さわ)、ごめん! 杉原(すぎはら)先生がボールペンをロッカーの隙間に落としたせいで遅れた……」
ガラリと勢いよく扉を開ければそこには茶髪のショートヘアの女子生徒がいた。
佐和と呼ばれた女子生徒は首を横に振ってそれを否定するも……