世界を守れそうな6人
「うわぁ!! 木の良い匂い」
最初に入って行った佐和と咲は自分達の部屋へと既に到着していた。
いると思っていた里緒ではあったが、荷物は置かれてはいたものの本人は不在のようだ。
日当たりも良く、木の匂いが部屋中に立ちこもる。
思わず来たばかりだと言うのに昼寝をしてしまいそうなほどに心地が良くそれは感じられた。
「ま、真山先輩……気持ち良いのは分かりますが、寝ちゃダメですよ?
今から1時間は食事とかの自由時間ですがその後には、もう能力強化授業が始まりますから」
1番手前にあったベッドにダイブをしたまま固まっている佐和に、咲が冷静に注意をする。
そんな佐和は1時間もあるなら昼寝くらいしたい気分だと思ったに違いないだろう。なかなか動かない。
最初に入って行った佐和と咲は自分達の部屋へと既に到着していた。
いると思っていた里緒ではあったが、荷物は置かれてはいたものの本人は不在のようだ。
日当たりも良く、木の匂いが部屋中に立ちこもる。
思わず来たばかりだと言うのに昼寝をしてしまいそうなほどに心地が良くそれは感じられた。
「ま、真山先輩……気持ち良いのは分かりますが、寝ちゃダメですよ?
今から1時間は食事とかの自由時間ですがその後には、もう能力強化授業が始まりますから」
1番手前にあったベッドにダイブをしたまま固まっている佐和に、咲が冷静に注意をする。
そんな佐和は1時間もあるなら昼寝くらいしたい気分だと思ったに違いないだろう。なかなか動かない。