世界を守れそうな6人
「……げっ、何でオレこんなに福神漬を」
奏に言われて旭は自分が沢山福神漬を食べている事に気付いた。
無理して吐き出そうとする旭の近くで、蛍人がボソリと言う。
「まさか幽霊に取り憑かれて味覚が変わってしまったのですか……」
少しの沈黙の後に一同は旭をジッと見つめた。
当の旭は何故見つめられるのかが分からないと言わんばかりに驚いている。
「そうなのか!? 遠山、そうなのか? 幽霊に取り憑かれたのか?」
柚太が旭の肩口を掴んで真偽を確かめる。普通科の2人は事実だったらどうしようと青ざめていた。
旭はああ、だからなのかと言わんばかりに納得をし、7人に伝えた。
「誰かもう1人いる感じはしていたんですけど、取り憑かれてもすぐにいなくなっていたので……」
里緒がその言葉に声にならない悲鳴を上げ、気を失いかけた。
最初にそれを指摘した蛍人は相変わらずもくもくとカレーを食べているだけであった。
奏に言われて旭は自分が沢山福神漬を食べている事に気付いた。
無理して吐き出そうとする旭の近くで、蛍人がボソリと言う。
「まさか幽霊に取り憑かれて味覚が変わってしまったのですか……」
少しの沈黙の後に一同は旭をジッと見つめた。
当の旭は何故見つめられるのかが分からないと言わんばかりに驚いている。
「そうなのか!? 遠山、そうなのか? 幽霊に取り憑かれたのか?」
柚太が旭の肩口を掴んで真偽を確かめる。普通科の2人は事実だったらどうしようと青ざめていた。
旭はああ、だからなのかと言わんばかりに納得をし、7人に伝えた。
「誰かもう1人いる感じはしていたんですけど、取り憑かれてもすぐにいなくなっていたので……」
里緒がその言葉に声にならない悲鳴を上げ、気を失いかけた。
最初にそれを指摘した蛍人は相変わらずもくもくとカレーを食べているだけであった。