世界を守れそうな6人
「佐和ちゃん……僕達も出来ればそうすると思う。でも、さ」
「え? 無理なの!?」
「2つ問題点があります。1つは捜すにもボク達には幽霊が見えない事。
もう1つは勉強や特訓の為にここに来ているから、捜す時間が短い事」
郁人がなかなかその理由を言い出せない所に、奏が淡々とその補足をする。
しょんぼりとする佐和を咲がなだめる。幽霊が見えない事には捜すにも捜せない。
唯一この中で捜し出せるのは旭だけと言う事になる。
「ったく、どうすりゃいいんだよ……」
イラついているのは柚太だけではない。きっと全員だ。
そんな光景を見た旭が渋々と溜息を吐いて立ち上がる。全員に向けて手をかざし、目を閉じた。
「え? 無理なの!?」
「2つ問題点があります。1つは捜すにもボク達には幽霊が見えない事。
もう1つは勉強や特訓の為にここに来ているから、捜す時間が短い事」
郁人がなかなかその理由を言い出せない所に、奏が淡々とその補足をする。
しょんぼりとする佐和を咲がなだめる。幽霊が見えない事には捜すにも捜せない。
唯一この中で捜し出せるのは旭だけと言う事になる。
「ったく、どうすりゃいいんだよ……」
イラついているのは柚太だけではない。きっと全員だ。
そんな光景を見た旭が渋々と溜息を吐いて立ち上がる。全員に向けて手をかざし、目を閉じた。