世界を守れそうな6人
授業の休憩時間、ほぼ全員が旭の所へと詰め寄った。
いつ取り憑かれたのか、女性の幽霊に取り憑かれてどんな気持ちか、
早くお祓いをしたらどうなのか等……まるで波のように旭に質問が押し寄せる。
旭は答える気もなくただ“お祓いはまだしない”とだけしか言わなかった。
今すぐにここでお祓いをするような事があれば、旭は確実にかなこと共に三途の川行き決定だろう。
「本当に自分自身でなんとか出来るの?」
「出来るって言ったら出来るんです! 何度言わせたら気が済むんですか」
「やっぱり凄いな。学院一ともなると、ね」
「……っ!? 残りの授業やら実践はサボる……適当にごまかしておいて貰えると助かる」
目を見開き、“学院一”と言う言葉に妙に反応する旭。
そう言うと突然フラリと立ち上がり、勉強部屋を後にした。
いつ取り憑かれたのか、女性の幽霊に取り憑かれてどんな気持ちか、
早くお祓いをしたらどうなのか等……まるで波のように旭に質問が押し寄せる。
旭は答える気もなくただ“お祓いはまだしない”とだけしか言わなかった。
今すぐにここでお祓いをするような事があれば、旭は確実にかなこと共に三途の川行き決定だろう。
「本当に自分自身でなんとか出来るの?」
「出来るって言ったら出来るんです! 何度言わせたら気が済むんですか」
「やっぱり凄いな。学院一ともなると、ね」
「……っ!? 残りの授業やら実践はサボる……適当にごまかしておいて貰えると助かる」
目を見開き、“学院一”と言う言葉に妙に反応する旭。
そう言うと突然フラリと立ち上がり、勉強部屋を後にした。