世界を守れそうな6人
「……君だってさっきパスタお皿に溢れんばかりに盛っていたでしょう?」

「ああ、見られていましたか。一口食べたら美味しくてつい……」


佐和の人の事言えないだろ的な発言に、蛍人は隠そうともせずに堂々と事実を認めた。

ただそれだけではなく……佐和も耳を疑うかのような事実をまたあっさりと照れ臭そうに、彼は口にするのであった。


「……大盛りで3皿食べました」


一瞬時が止まったかのような錯覚に陥った佐和はこの時思った。

彼は細身なのに何故そんなに食べる事が出来るのかと。

そしてすぐにその答えは念力は必要以上に力を使うから、と言う事で勝手に自己完結させた。

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