世界を守れそうな6人
「えーっと、先輩?」

「蛍人君、一緒に他の子とも監視がてらお喋りしようか? 1年生だし、大変でしょ?」


このままでは幾らバイキング形式とはいえ、全てを蛍人に食い尽されると思ったのだろう。

佐和は蛍人と一緒に回る事で彼の監視もしようと考えたのだ。

蛍人は佐和がそんな事を思っているとも露知らず。


「分かりました。一緒に行きましょう」


と笑顔で答えた。佐和はその言葉に心底安心を覚えたと言う。
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