世界を守れそうな6人
スタンプを貰い、すぐにでも出発したい様子の女子生徒を奏は引き止めた。
そんな事情も相まってか里緒は手短にその理由を答える。
「遠山君は私をリタイアさせて、単独行動を始めたよ。
今どこにいるかまでは分からない。でもきっとこのイベント放棄して……」
里緒がその先を言おうとした時、奏が彼女の唇に人差し指を当てた。
それ以上は聞かなくても、旭の行動が想像出来たらしい。
「さ、榊君!?」
「旭って本当にどうしようもないバカだよね」
指を離し、顔を薄紅色に染める里緒に奏は旭を笑う。
更に里緒との別れ際には彼女を安心させようとこんな一言を残す。
そんな事情も相まってか里緒は手短にその理由を答える。
「遠山君は私をリタイアさせて、単独行動を始めたよ。
今どこにいるかまでは分からない。でもきっとこのイベント放棄して……」
里緒がその先を言おうとした時、奏が彼女の唇に人差し指を当てた。
それ以上は聞かなくても、旭の行動が想像出来たらしい。
「さ、榊君!?」
「旭って本当にどうしようもないバカだよね」
指を離し、顔を薄紅色に染める里緒に奏は旭を笑う。
更に里緒との別れ際には彼女を安心させようとこんな一言を残す。