世界を守れそうな6人
「もっとも、こっくりさんは遊び感覚的な所があるけどね。
本格的で尚且つ確実にとなると他に協力者が必要になる」
「だから旭と同類の方で、この場所に降ろせる方に協力を得ようと提案したのですが……
旭がそれをかたくなに拒んでいるのです」
残念そうに俯くかなこ。咲、蛍人、里緒は何故旭が拒むのかが分からなかった。
1日でも早く見つけ出さなければ自分の命に関わる事だからである。
唯一、奏だけがその理由を知っていた。だからなのか彼は小さく溜息を吐く。
「旭、聞こえているなら今すぐにかなこさんと代わろうか」
奏の呼びかけにも一向に答えず、かなこは戸惑う。
しかしここは出て来なければ大変な事になる事を想像した彼女は、強制的に旭と入れ替わる。
本格的で尚且つ確実にとなると他に協力者が必要になる」
「だから旭と同類の方で、この場所に降ろせる方に協力を得ようと提案したのですが……
旭がそれをかたくなに拒んでいるのです」
残念そうに俯くかなこ。咲、蛍人、里緒は何故旭が拒むのかが分からなかった。
1日でも早く見つけ出さなければ自分の命に関わる事だからである。
唯一、奏だけがその理由を知っていた。だからなのか彼は小さく溜息を吐く。
「旭、聞こえているなら今すぐにかなこさんと代わろうか」
奏の呼びかけにも一向に答えず、かなこは戸惑う。
しかしここは出て来なければ大変な事になる事を想像した彼女は、強制的に旭と入れ替わる。