世界を守れそうな6人
遠山少年の受難
「ちょ、何なの!? 一体オレが何したって……!」
最初の進行業務を何とか遂行し、
クラスメイトや見知らぬ女の子達との会話を簡単に終えた旭に待ち構えていたのは、
目をキラキラと輝かせた集団であった。その理由はやはり旭の力にあった。
「もしかして遠山旭ってあの遠山旭ですか!?」
「会長が言っていた事本当に出来るの?」
「貴方が噂の……えーと、遠野先輩か」
「どんな子かと思えば可愛いじゃないの!!」
学院一の霊能力者(旭曰く霊感が強すぎるだけらしいが)を、
一目で良いから拝みたい人間から柚太の発言を真に受けて真偽を確かめる人間まで。
押し寄せる人の波に旭は今にも呑まれそうだ。
最初の進行業務を何とか遂行し、
クラスメイトや見知らぬ女の子達との会話を簡単に終えた旭に待ち構えていたのは、
目をキラキラと輝かせた集団であった。その理由はやはり旭の力にあった。
「もしかして遠山旭ってあの遠山旭ですか!?」
「会長が言っていた事本当に出来るの?」
「貴方が噂の……えーと、遠野先輩か」
「どんな子かと思えば可愛いじゃないの!!」
学院一の霊能力者(旭曰く霊感が強すぎるだけらしいが)を、
一目で良いから拝みたい人間から柚太の発言を真に受けて真偽を確かめる人間まで。
押し寄せる人の波に旭は今にも呑まれそうだ。