世界を守れそうな6人
「まあ、部屋に戻った所で気まずくなるのは湯浅君にも悪いしね。
とりあえず簡単に何かは言ってやるつもりでいるよ。喧嘩に発展しない程度にね」
少し困ったような、“仕方ないな”と言わんばかりの奏の小言に、
咲は何も言わずにただ優しく笑みを浮かべ、明日また旭を説得する事を伝えた。
「そう。でも旭はそれに限っては意地を張っていると言うか頑固者って言うか……
とにかく簡単に説得には応じないと思う。でもやれるだけの事はやらないとね。
喧嘩になってでもあいつを説得させよう。旭にはまだ死んでほしくないし」
“お願いします”と奏に頭を下げる咲。その時丁度流れ星が流れ、2人は互いに感激し合う。
そこから別の話をし始めてから数分後。気付けば施設へ入って行く生徒もまばらであった。
慌てた2人は掛け込むように施設へと入って行き、すぐに別れる。
それから程なくしてそれぞれの部屋に戻った頃、柚太や佐和から“それ”の事を知らされる事となった。
とりあえず簡単に何かは言ってやるつもりでいるよ。喧嘩に発展しない程度にね」
少し困ったような、“仕方ないな”と言わんばかりの奏の小言に、
咲は何も言わずにただ優しく笑みを浮かべ、明日また旭を説得する事を伝えた。
「そう。でも旭はそれに限っては意地を張っていると言うか頑固者って言うか……
とにかく簡単に説得には応じないと思う。でもやれるだけの事はやらないとね。
喧嘩になってでもあいつを説得させよう。旭にはまだ死んでほしくないし」
“お願いします”と奏に頭を下げる咲。その時丁度流れ星が流れ、2人は互いに感激し合う。
そこから別の話をし始めてから数分後。気付けば施設へ入って行く生徒もまばらであった。
慌てた2人は掛け込むように施設へと入って行き、すぐに別れる。
それから程なくしてそれぞれの部屋に戻った頃、柚太や佐和から“それ”の事を知らされる事となった。