世界を守れそうな6人
その2人だけの空間に申し訳なさそうに踏み入る沢谷。
もうすぐ本来の起床時間になると言う事、
それ以上2人の身体を借りて話していると危険が及ぶ可能性があるからである。
「かなこちゃん、良かったね……天国では絶対に離れちゃ駄目だよ?」
「お兄さんとこれからはずっと一緒ですね。
お元気で、と言う言葉はおかしいかもしれませんが……向こうで思う存分語り合って下さい」
目を潤ませながらに別れを告げるのは佐和と咲。残るメンバーも無言で彼らを見送ろうとする。
かなこと泰一はそれぞれの身体からすっと出て行き、旭と柚太にそれぞれ感謝をする。
ここで初めて彼らはかなこと泰一の姿を見る事となった。
もうすぐ本来の起床時間になると言う事、
それ以上2人の身体を借りて話していると危険が及ぶ可能性があるからである。
「かなこちゃん、良かったね……天国では絶対に離れちゃ駄目だよ?」
「お兄さんとこれからはずっと一緒ですね。
お元気で、と言う言葉はおかしいかもしれませんが……向こうで思う存分語り合って下さい」
目を潤ませながらに別れを告げるのは佐和と咲。残るメンバーも無言で彼らを見送ろうとする。
かなこと泰一はそれぞれの身体からすっと出て行き、旭と柚太にそれぞれ感謝をする。
ここで初めて彼らはかなこと泰一の姿を見る事となった。