世界を守れそうな6人
「あのバカ会長に頼まれたのか?」
「いいや?」
「だったら何で!?」
「何で、って……昨日、あれだけの物を見せられたらね……
だから古瀬達に協力を申し出た。それだけの事だよ」
旭の質問にほぼ即答で答えて行く沢谷。
頭の中では納得していても、反論したいと思っていても、旭の口からはなかなか言葉が出て来なかった。
すると入り口で止まったままの旭に沢谷が近付いた。一瞬だけその行動に旭は後ずさりをした。
「な、何だよ」
「昨日の話は全部聞こえていた。……くだらないな」
「…………っ!?」
思わず旭の右手の拳が沢谷の顔面に向けて振りかざされそうになる。
だがそれは沢谷の顔をかすめたものの、沢谷が怪我を負う事はなかった。
「いいや?」
「だったら何で!?」
「何で、って……昨日、あれだけの物を見せられたらね……
だから古瀬達に協力を申し出た。それだけの事だよ」
旭の質問にほぼ即答で答えて行く沢谷。
頭の中では納得していても、反論したいと思っていても、旭の口からはなかなか言葉が出て来なかった。
すると入り口で止まったままの旭に沢谷が近付いた。一瞬だけその行動に旭は後ずさりをした。
「な、何だよ」
「昨日の話は全部聞こえていた。……くだらないな」
「…………っ!?」
思わず旭の右手の拳が沢谷の顔面に向けて振りかざされそうになる。
だがそれは沢谷の顔をかすめたものの、沢谷が怪我を負う事はなかった。