世界を守れそうな6人
今すぐにでも行きたくても行けないのは、
無理に気遣いをさせたくがない為だと言う事を言えないまま、咲が出した結論は……。
「里緒さん落ち着いて下さい! 分かりました、行きます!! 行きます……今日の放課後に」
それは里緒の暴走をこの場で止めたいが為に勢いで言ってしまった言葉。
だがほんのわずかではあったが、“すぐにでも行きたい”と言う自身の思いでもあった。
発言をした後で咲は後悔した。旭にはすぐに行くなと強く言われていたからである。
1度決めた約束は最後まで守り通す、真面目な咲。それを破ることに罪悪感を感じたのだった。
「うん。行っておいで。そして出来れば告っちゃいなよ?」
暴走から一変。元に戻った里緒が冷静にニコニコしながら咲の頭を撫でながら言った。
無理に気遣いをさせたくがない為だと言う事を言えないまま、咲が出した結論は……。
「里緒さん落ち着いて下さい! 分かりました、行きます!! 行きます……今日の放課後に」
それは里緒の暴走をこの場で止めたいが為に勢いで言ってしまった言葉。
だがほんのわずかではあったが、“すぐにでも行きたい”と言う自身の思いでもあった。
発言をした後で咲は後悔した。旭にはすぐに行くなと強く言われていたからである。
1度決めた約束は最後まで守り通す、真面目な咲。それを破ることに罪悪感を感じたのだった。
「うん。行っておいで。そして出来れば告っちゃいなよ?」
暴走から一変。元に戻った里緒が冷静にニコニコしながら咲の頭を撫でながら言った。