世界を守れそうな6人
2人は柚太をまるで救いだすかのように強引に彼の腕を引っ張り、
そのまま人気の少ないとある一角へとずるずると連れて行かれた。
あまりにも短時間で起きたからなのかやられた柚太本人も、
女子生徒達もその様子に呆然とするだけだった。
「お前達一体何を……」
立ち止った2人に解放された柚太は、真っ先に2人に何をする気なのか聞きだそうとした。
すると佐和は呆れたような表情をしつつも、自分達が今までしていた事を全て話し出した。
「監視しろ、って言うから監視を蛍人君と一緒にしていただけ。
そしたらユズが問題起こそうとしている場面に遭遇したってだけの話。
最初はスルーしていたけど、そんな話になっているとは思わなかったよ」
「だから助けに行った訳です……用もこれといってありません」
そのまま人気の少ないとある一角へとずるずると連れて行かれた。
あまりにも短時間で起きたからなのかやられた柚太本人も、
女子生徒達もその様子に呆然とするだけだった。
「お前達一体何を……」
立ち止った2人に解放された柚太は、真っ先に2人に何をする気なのか聞きだそうとした。
すると佐和は呆れたような表情をしつつも、自分達が今までしていた事を全て話し出した。
「監視しろ、って言うから監視を蛍人君と一緒にしていただけ。
そしたらユズが問題起こそうとしている場面に遭遇したってだけの話。
最初はスルーしていたけど、そんな話になっているとは思わなかったよ」
「だから助けに行った訳です……用もこれといってありません」