世界を守れそうな6人
「先輩がその力が嫌いなら、私が好きになります。力が可哀想ですから。
その力は生まれる前に先輩自身が必要としたから、神様がくれた物だと思います。
……って、これは私のおばあちゃんの受け売りですけどね。
たった1度の事で、未来を変える事を拒む事。私はまだ納得がいきません。
どうしても活用して欲しいから、未来を少しでも変える努力をしろという訳ではありません。
ただ、このままだと先輩は絶対にどこかでひどく苦しむような気がするんです。
今も十分苦しんでいるとは思いますが……それ以上に。
未来を変える事が怖いならば、私がその恐怖を一緒に背負います。
どうやって背負うのかなんて言うのは聞かないで下さいね?
初めて会って、話す内にだんだんと先輩の隣にいる居心地が良くて。
ああ、私は好きなんだなあ……って。気付いたのは里緒さんに言われたからなのですがね。
こんなお願いなんて図々しいかもしれません。お付き合い願えませんでしょうか?」
その力は生まれる前に先輩自身が必要としたから、神様がくれた物だと思います。
……って、これは私のおばあちゃんの受け売りですけどね。
たった1度の事で、未来を変える事を拒む事。私はまだ納得がいきません。
どうしても活用して欲しいから、未来を少しでも変える努力をしろという訳ではありません。
ただ、このままだと先輩は絶対にどこかでひどく苦しむような気がするんです。
今も十分苦しんでいるとは思いますが……それ以上に。
未来を変える事が怖いならば、私がその恐怖を一緒に背負います。
どうやって背負うのかなんて言うのは聞かないで下さいね?
初めて会って、話す内にだんだんと先輩の隣にいる居心地が良くて。
ああ、私は好きなんだなあ……って。気付いたのは里緒さんに言われたからなのですがね。
こんなお願いなんて図々しいかもしれません。お付き合い願えませんでしょうか?」