世界を守れそうな6人
言葉の途中からは今まで堪えていた涙が溢れだし、声が少し涙声になっていた。

咲のその告白を聞き、少しだけ考えが変わったよう。彼女にそれの返事を少し照れながらに言いだした。


「ごめん、やっぱり無理……とそれを聞くまでは言っていたかもしれない。
でもだからと言って“こちらこそよろしくお願いします”とも言えない。
……時間が欲しい。君が信用出来ない訳ではない。ただ、ボクの傍にいる事で君が不幸になるような気がして」
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