世界を守れそうな6人
「……本当に、病院に着いたタイミングで従弟が電話をかけるからと言って、
絶妙なタイミングでかかって来るなんて。
あの人、普通科にいちゃいけないような人なのかもしれない」
電話を切った後、ブツブツと里緒の恐ろしさを呟けば、蛍人は恐る恐る病室へと入って行く。
中では咲が奏に抱きついたままであった。蛍人に気付いた咲は慌てて奏から離れ、電話が長い事を指摘する。
蛍人はそれを適当にかわし、そこからオレンジ色の夕日が沈みかかるまでの間ひとしきりにお喋りを楽しんだという。
絶妙なタイミングでかかって来るなんて。
あの人、普通科にいちゃいけないような人なのかもしれない」
電話を切った後、ブツブツと里緒の恐ろしさを呟けば、蛍人は恐る恐る病室へと入って行く。
中では咲が奏に抱きついたままであった。蛍人に気付いた咲は慌てて奏から離れ、電話が長い事を指摘する。
蛍人はそれを適当にかわし、そこからオレンジ色の夕日が沈みかかるまでの間ひとしきりにお喋りを楽しんだという。