世界を守れそうな6人
「佐和ちゃん先輩、先輩は悪くありません。
でもこのイライラは収まりません……もう決めた! カラオケ対決よ! そうだ、そうしましょう!
そっちには超ド音痴がいる事だし。勝ちを貰ったも同然ね」
勝負の事をいきなり聞かされただけでなく、その勝負項目までも勝手に決められ。
あらかじめそれを聞かされていた佐和以外は黙っていられなくなった。
「おい佐和! これは一体どういう事なんだ!?」
「カラオケって……湯浅、なんて事をしてくれたんだよ!?」
「……どっちでも良いから早く出て行ってクダサイ。遠山先輩はドンマイです」
「でも何で明日なのかな? そしてこっちには拒否権はない訳?」
「う、歌なんて……だ、駄目です! 私とってもヘタクソですから!」
不満から疑問まで様々な言葉がぶつかり合う中、里緒の“うるさい”の叫び声がかき消した。
再び静まり返る特別科生徒会室。すると里緒が奏の疑問にだけ答えだした。
でもこのイライラは収まりません……もう決めた! カラオケ対決よ! そうだ、そうしましょう!
そっちには超ド音痴がいる事だし。勝ちを貰ったも同然ね」
勝負の事をいきなり聞かされただけでなく、その勝負項目までも勝手に決められ。
あらかじめそれを聞かされていた佐和以外は黙っていられなくなった。
「おい佐和! これは一体どういう事なんだ!?」
「カラオケって……湯浅、なんて事をしてくれたんだよ!?」
「……どっちでも良いから早く出て行ってクダサイ。遠山先輩はドンマイです」
「でも何で明日なのかな? そしてこっちには拒否権はない訳?」
「う、歌なんて……だ、駄目です! 私とってもヘタクソですから!」
不満から疑問まで様々な言葉がぶつかり合う中、里緒の“うるさい”の叫び声がかき消した。
再び静まり返る特別科生徒会室。すると里緒が奏の疑問にだけ答えだした。