世界を守れそうな6人
「明日は創立記念日で全校生徒皆休みよ? それに先輩達、引っ越しとかで忙しくなるでしょ?
そうなる前に早めにね。拒否権なんて存在はしないわ。これは絶対よ!
新生徒会長の私の発言だもの。ノーだなんて言わせない」
そこで初めて里緒が次の生徒会会長になった事を咲以外は知らされる。
だが新生徒会長だからと言って、まだ現時点での会長は郁人。
生徒会のトップではない。
それでも里緒の気迫に負け、それに従うしかない特別科生徒会メンバーであった。
「ったく、郁人の奴……良いじゃねえか。確かに引き分けたままは嫌だしな」
心の中では決意していたものの、最初に決意を言葉に出したのは柚太であった。
そうやって柚太が言うのであれば……と、他のメンバー達も安心したのか次々と参加表明をした。
そうなる前に早めにね。拒否権なんて存在はしないわ。これは絶対よ!
新生徒会長の私の発言だもの。ノーだなんて言わせない」
そこで初めて里緒が次の生徒会会長になった事を咲以外は知らされる。
だが新生徒会長だからと言って、まだ現時点での会長は郁人。
生徒会のトップではない。
それでも里緒の気迫に負け、それに従うしかない特別科生徒会メンバーであった。
「ったく、郁人の奴……良いじゃねえか。確かに引き分けたままは嫌だしな」
心の中では決意していたものの、最初に決意を言葉に出したのは柚太であった。
そうやって柚太が言うのであれば……と、他のメンバー達も安心したのか次々と参加表明をした。