世界を守れそうな6人
「あの……」
「なんだい、そこのお嬢さん」
「え、えっと……お若いなあと思って……」
“良い質問だ!”と生き生きとする理事長。その様子にほぼ全員が“こんな理事長で良いのか”と不安を覚える。
しかし当の本人は露知らず。今年から父親から理事長を引き継いだ事を全員に教えた。
道理で30代前半くらいの鴻島先生の若さなのに、
1番偉い役職に就いていたのかと質問した咲を始め一同納得する。
「こんな息子に引き継いだ前理事長も前理事長だと思う……ま、変わり者じゃなきゃこんな学校作らないか」
やや毒づいた旭の言葉は匡平を始めとする全員の耳には届かなかった。
「なんだい、そこのお嬢さん」
「え、えっと……お若いなあと思って……」
“良い質問だ!”と生き生きとする理事長。その様子にほぼ全員が“こんな理事長で良いのか”と不安を覚える。
しかし当の本人は露知らず。今年から父親から理事長を引き継いだ事を全員に教えた。
道理で30代前半くらいの鴻島先生の若さなのに、
1番偉い役職に就いていたのかと質問した咲を始め一同納得する。
「こんな息子に引き継いだ前理事長も前理事長だと思う……ま、変わり者じゃなきゃこんな学校作らないか」
やや毒づいた旭の言葉は匡平を始めとする全員の耳には届かなかった。