世界を守れそうな6人
「わ、私何か間違った事をしたのでしょうか?」
「いや? 確かに相手に一言言ったんだ。間違っちゃいないよ。って、事で次はお前な」
焦る咲からマイクを受け取った匡平は彼女を簡単にフォローすると、今度は宮代にそのマイクを手渡した。
その宮代もまた咲の礼儀正しさに胸を打たれたのか、咲に対して深々と頭を下げ自己紹介をして見せた。
まさか宮代もそうするとは思わなかったのか、匡平は盛大に溜息を吐いた。
彼はそういう意味で一言何か言えと言ったのではなく、
相手を刺激し合うもしくは挑発し合うという意味で一言何かを言えと言ったのだ。
「……何だかある意味、おとぼけな2人だな。で? 選曲は?
先に宮野に一言言わせたから、先に歌うのは宮代からにしようか」
宮代が選んだのはいわゆるアイドルが歌う“流行りの曲”であった。
「いや? 確かに相手に一言言ったんだ。間違っちゃいないよ。って、事で次はお前な」
焦る咲からマイクを受け取った匡平は彼女を簡単にフォローすると、今度は宮代にそのマイクを手渡した。
その宮代もまた咲の礼儀正しさに胸を打たれたのか、咲に対して深々と頭を下げ自己紹介をして見せた。
まさか宮代もそうするとは思わなかったのか、匡平は盛大に溜息を吐いた。
彼はそういう意味で一言何か言えと言ったのではなく、
相手を刺激し合うもしくは挑発し合うという意味で一言何かを言えと言ったのだ。
「……何だかある意味、おとぼけな2人だな。で? 選曲は?
先に宮野に一言言わせたから、先に歌うのは宮代からにしようか」
宮代が選んだのはいわゆるアイドルが歌う“流行りの曲”であった。