世界を守れそうな6人
「良かったぁ……里緒ちゃん、上手いと思っていたから負けちゃうかと思った」
その一方では佐和が里緒の敗北に対して胸をなでおろしていた。
これでもし負けてしまっていたら、柚太はただ歌うだけのエキシビジョン的な位置づけになってしまっていたからだ。
「ユズ、歌うなって言われているの、今日は気にしないで良いんだからね!?」
「あ……ああ…………だけどまともに歌うのってどれくらいだろうな」
佐和が柚太にエールを送るも、柚太はまだ少しためらっている様子であった。
禁止令が出て以降、ろくに歌わせても貰えなかった事もあり不安も残っていたのだろう。
だがここで弱音を吐いて逃げるわけにもいかなかった。この対決で全ての勝負が決まるのだから。
その一方では佐和が里緒の敗北に対して胸をなでおろしていた。
これでもし負けてしまっていたら、柚太はただ歌うだけのエキシビジョン的な位置づけになってしまっていたからだ。
「ユズ、歌うなって言われているの、今日は気にしないで良いんだからね!?」
「あ……ああ…………だけどまともに歌うのってどれくらいだろうな」
佐和が柚太にエールを送るも、柚太はまだ少しためらっている様子であった。
禁止令が出て以降、ろくに歌わせても貰えなかった事もあり不安も残っていたのだろう。
だがここで弱音を吐いて逃げるわけにもいかなかった。この対決で全ての勝負が決まるのだから。