世界を守れそうな6人
「わぁ……!! 有難う! こうちゃん先生」


真っ先に佐和が目を輝かせてお礼を言う。

佐和だけではなく他のメンバーも思わぬ差し入れに驚き、嬉しそうにしていた。

鴻島先生はただその様子に微笑みを浮かべるだけであった。


「一仕事した後のジュースは美味しいな」

「……ボク、そんなに仕事はしていないけど。それでもなんか普段と違うような」

「奏だって片付けはしっかりやったじゃん」

「……うん。美味しい」

「こうして皆さんで飲むのもまた良いですね……」

「それじゃあ明日明後日休みだから、次の月曜日から定期的に皆でランチしよう!」

『…………!?』
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