世界を守れそうな6人
他の面々は恐らく購買で何かを買っているか、もしくは用事があってかまだ此処には到着していない。


「大丈夫でしょ? それにしても」

「それなら良いですけど……って、はい?」

「咲ちゃん、今日も美味しそうなお弁当作ってくるね」


サンドイッチをまた1つ頬張りながら、佐和は咲のお弁当をじっと眺める。

卵焼きやポテトサラダ等、色とりどりのおかずがそこには並べられていた。


「で、でも全部作っている訳ではないですよ? 半分は冷凍食品で済ませていますし……」


照れながら恥ずかしそうに咲は佐和に言う。
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