世界を守れそうな6人
奏はそんな2人を早速放っておき、その場にいた女子2人に謝罪し、その場に腰掛けた。
すると持っていたビニール袋からおにぎりを取り出し、それを頬張り始める。
「……あれ? 湯浅君はまだなんだ?」
「そういえば咲ちゃんは知らないの? 蛍人君の行方」
蛍人の不在に気付いた奏はふと呟く。その言葉を聞いた佐和は咲に蛍人の事を尋ねる。
しかし咲はただ首を横に振るだけ。同じクラスである咲にも彼の所在は分からないようだ。
「校舎さんに聞いてみますね。中にいればすぐに分かると思いますから」
「悪いね……」
「いえ、気にしていませんから」
すると持っていたビニール袋からおにぎりを取り出し、それを頬張り始める。
「……あれ? 湯浅君はまだなんだ?」
「そういえば咲ちゃんは知らないの? 蛍人君の行方」
蛍人の不在に気付いた奏はふと呟く。その言葉を聞いた佐和は咲に蛍人の事を尋ねる。
しかし咲はただ首を横に振るだけ。同じクラスである咲にも彼の所在は分からないようだ。
「校舎さんに聞いてみますね。中にいればすぐに分かると思いますから」
「悪いね……」
「いえ、気にしていませんから」