神様はピエロ、





神様なんて
信じてなかった。


信じたってきっと
裏切られてしまうような
気がしていたから。



最後には道化師みたいな
笑顔を浮かべながら
あたしの元から
去っていく。



神様なんて
信じてなかった。



今までも、
これからも、

ずっとそうなの。



信じてしまうのが
怖くて
怖くて
しょうがないの。






神様はピエロだから。






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