人生の選択肢~あの頃に戻る方法~
黒板には、旗 小栗(リーダー)と書かれてる。
書記係の林さんが書いてくれたのだ。

皆からは特に異議はなく、
拍手で迎えられた。

「他にやりたいって人は挙手お願いします」

清水君は言う。

私の最初の勢いで皆もだいぶやりやすくなったんだろう。
皆が「どうする?」とワチャワチャしだしていた。

「はいはーーーい!」

瑞希が手をあげる。

「はい、丹羽さん。どうぞ」

「清水君、私はパネルでお願いします!もちろんリーダーで!」

黒板には、パネル 丹羽(リーダー)と書かれた。

こちらも異存はないようで、拍手で迎えられた。
私達の計画の第一歩が幕をあけた。


続々と黒板には皆の名前が書かれていっている。

私の旗チーム8人は決定した。
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