人生の選択肢～あの頃に戻る方法～

｢やっぱり旗って、布でやるものだと思いますが、私が考える旗は立体的を目標にしてます！なので、ダンボールで作ります！｣

皆がポカンとした後に、
旗チームのみんなは吹き出し笑っていた。

｢パネルについては、レンジャーを書きます！レッド、イエロー、ブルー、ピンクに隊長のエビ隊長、そしてパネルもただ書くのではなく立体を目標にしてます！｣

瑞希が言う。
皆は可笑しそうに笑っている。

｢なんか、すごい人らがリーダーになったな｣

うんうん、と皆が頷く。

｢こうやって、言ってるけど、、皆ついてきてくれるかな？｣

私は皆の顔を見る。
正直不安なのだ。

｢あったりまえじゃん、今更引くにひけないよ、こんな面白い話｣
｢そうそう！これ、成功したらすごい事になりそうだし｣
｢立体ってのがまた新しいしね！｣
｢なんか、、一体感出た感じじゃない？｣

皆は楽しそうにしている。
どうやら賛成を得たようで、
私と瑞希は小さくハイタッチをした。

計画はうまくいきそうだ。