人生の選択肢～あの頃に戻る方法～
高校３年生の年は受験のシーズンでもある、
部活に入ってる人達は、次の代にバトンタッチし
受験に力を入れる。

だから、テストも気が気ではないだろう。
泣いても笑っても、自分の勉強力が人生を大きく左右するわけだ。

一学期の最後のテスト。
期末テストがようやく終わった。

あとは、適当に時間を過ごせば夏休みに突入する。
ただ、夏休みが終われば文化祭と体育祭が待っている。

｢皆さん、本日のホームルームは文化祭について話し合おうと思います。｣

クラス委員長の清水君が言った。
清水君は、可愛らしい顔をしているが学年で10番目に入るぐらい頭がいい。
私の学年は328人いる、その中の10番目とは相当なものだ。

私達の文化祭は、3つの課題がある。
旗、パネル、演目。

まず旗。
この旗に関しては、クラスのシンボル的な意味合いをもつ。
文化祭では使わないが、体育祭の時に使うものだ。選手宣誓で、１年生～３年生のクラス代表が旗をもって前に出て自分達クラスの誇りを掲げる。

パネルに関しては、クラスのアピールポイントをパネルに書く。
｢友情不可欠｣や｢我仲間ここにあり｣などそう言った類いのもを書く感じである。
これも体育祭の時に使用する。
自分達クラスが座る後ろに立てかけるのだ。
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