双子の兄になって男子校に潜入!
特に私には派閥などない。
適当に仲のいい友達と過ごしているだけ。
今日もそう。
仲のいい松山 梨沙子-まつやま りさこ-
と放課後何をするか話していた。
「カラオケもう飽きたっしょ?」
『飽きたー…かといってショッピングの気分じゃないねー…』
「何すっかね…」
うーん…と2人で唸っていた時、
バンッと大きな音をたてて
クラス担任の小松teacherが入ってきた。
「足立さんいる!?」
『どーした?先生』
血相を変えて息を整えている小松teacherに
違和感がした。