双子の兄になって男子校に潜入!
『和磨、
何て書いてたんだ?』
息を整えながら問いかけた。
「それは・・・」
《それでは1位の大島和磨さんに
何が書かれていたか聞いてみましょう!!》
大島の言葉を遮って、司会者が大島にマイクを向けた。
《・・・大事な人(ヤツ)》
会場がどよめいた。
どどどど、どーゆーこと!?
えっ、大島って、
斗真ラブ?
混乱している私を尻目に大島は言葉を付け加えた。
《仲間としてに決まってんだろ》
全員安堵した。
そーゆーことな。
ま、普通そうだよな!