疑う心

悲劇の始まり

掃除の時間、私と心愛と柚季は、トイレ掃除だからトイレに向かった。
掃除してる中私は、落ちていたピンポン球を拾い2人に提案した。


「ねぇねぇ、これで野球しない?」


「いいね〜やろやろ〜!」


2人とも賛成して掃除の時間は、いつも野球をして遊んだ。ときどき隣のクラスの凛と菜帆が遊びに来て掃除を手伝ってくれる。
心愛は菜帆にベッタリで、菜帆に迷惑をかけたら何回も謝る私はそれにいつもあきれる。


「なにー、またピン球で野球やってんのー?」


「そうだよ〜あっ、これで壁打ちしてみよ〜」


「いいね〜!みんなでやろやろ〜!」


みんなで1人ずつやっいって遊んでいた。


「じゃあ、そろそろ自分ら帰るなー」


「おーけー、またね〜!」


菜帆と凛は、トイレから帰っていった。


「私ちょっとトイレいくわー」


柚季がトイレに行くと心愛が面白がって柚季の入ったトイレにピン球を投げつけた。


「ギャーーーー!!!ちょっと何すんの?!」


「ごめーん手がすべってーん、便器の中落ちたー?」


心愛は笑いながら柚季にいった。


「はいってないーもうびびるわー」


柚季はそういうとトイレから出てきてピン球を渡し、トイレの中に戻った。


そしたら心愛がもう1回上からピン球投げつけると
柚季の叫び声が聞こえた。


「ぎゃーーーー!!!もうなんなん?! はいったしっ」


「うそー!はいったん?トングとちりとり渡すからとりー」


心愛が下からトングとちりとりを入れて渡した。


どうやらピン球が便器の中に入ったらしい
私は知らんぷりをし洋式のトイレに入り大きな声で歌い聞いてないふりをした。


「ラララーーーーー!」


トイレから出ると手を洗い終えて後ろを向いた
瞬間...


がシャンッ!! ドンッ!!


柚季が怒って出てきて自分はやばっと思い謝ろうとしたが柚季は少ししてからトイレから立ち去り教室に戻っていった。


「やばーちょっとやりすぎたなー」


「そーやなー...」


自分と心愛も教室に戻って柚季に一言話しかけた


「柚季、ごめん...」


「・・・」


柚木は黙り込んでいた。


HRを終えてから柚季のほうを見るとすでにいなかった。
自分と心愛は部活があるから更衣しにいった。


「なんなんあの態度ー見てたでー海夏、謝ってたやろー?無視するとかムカつくわー」


「うん、それはちょっとわかる」


「さきさきどっか行ってさーあんなことでさー…」


柚季に対して心愛はきれていた。
自分も少しわかる気がした。
部活で体育館に行くと途中から柚季が来た。
自分は謝ったから普通に話せると思っていたけど違っていた空気が重く話しかけられなかった。

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