横顔の君
*
「それじゃあ、また…」
カーディガンに合う服を買って、それから私達は家路に着いた。
家に戻ると、鏡の前でいただいたストールをかけてみた。
素敵…シックですごくおしゃれだ。
鏡の中に、あのカーディガンを着た照之さんを妄想した。
その隣には、同じ色のストールをかけた私…
けっこう似合ってるんじゃないかと思う。
元より、同じ色のものをお互いが選ぶなんて、心が通じてる証拠じゃないかって気がして照れくさかった。
どうしたら、この先に進めるんだろう?
どうして、照之さんの場合だけ、こんなに友達と恋人の境が高いんだろう?
普通なら簡単に乗り越えられるものなのに…
その方法がなかなか思いつかない。
かといって、告白する勇気もないまま、私はいつもと変わらない日々を過ごしていた。
だけど……
「それじゃあ、また…」
カーディガンに合う服を買って、それから私達は家路に着いた。
家に戻ると、鏡の前でいただいたストールをかけてみた。
素敵…シックですごくおしゃれだ。
鏡の中に、あのカーディガンを着た照之さんを妄想した。
その隣には、同じ色のストールをかけた私…
けっこう似合ってるんじゃないかと思う。
元より、同じ色のものをお互いが選ぶなんて、心が通じてる証拠じゃないかって気がして照れくさかった。
どうしたら、この先に進めるんだろう?
どうして、照之さんの場合だけ、こんなに友達と恋人の境が高いんだろう?
普通なら簡単に乗り越えられるものなのに…
その方法がなかなか思いつかない。
かといって、告白する勇気もないまま、私はいつもと変わらない日々を過ごしていた。
だけど……