君が好き、気づいてよ
SHRの時間

「みんなー、席つけー。」

その一言を合図にみんなが席についた。

「えー、この学校が廃校ということになり、みんなにはこれからこの高校の近くの桜樹高校に通ってもらう事になる。」

その言葉を聞き、私と魅那は隣同士でピースサインを送りあった。だけど、その安心感は次の一言でかき消された。
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