男嫌いな私が好きになるわけない!
「学校同じ…だっけ?」
きょとんとしながら言うと、頷いた。
「……は?え?はぁー!?もしかして、いつもクラスで騒がれてる、モテモテの…?」
「…あ?多分な。」
マジでー。……てゆうか、わたしの質問答えてないよね?
「で、何で私を助けたの?」
岡田はめんどくさそうに
「あ~…あれはたまたま通りかかったから。いつもはあーゆう場面だったら素通りするけど、何か助けてた。」と言った。
……いや、色々ツッコミ所多すぎだから。
「だけど、日常で特に目立ったことはないけど…」
「ほら、よく考えてみろよ。ファンクラブもある、告られる人といっしょにいてみ?だいたい、そういうことは次の日学校で噂が広がってるから。スートーカー女の力はすごいからな。」
うわ。もう学校行きたくなくなってきたぁ…
「ははっ。明日学校で責められるかもな。ま、そんなショげるなよ。じゃ、何かあったら電話しろよ。」
岡田は私の頭にポンッと手をのせて帰っていった。
……まぁ、女子に責められたときは相談してあげてもいいかもね。
< 6 / 27 >

この作品をシェア

pagetop