素直になれなくて
心も身体も溶けて、立っているのも
やっとになった時、リクは唇をゆっくり話した。



「ココ、やべっ…

すげぇ~嬉しい」


「リク…私もだよ」



2人で笑い合って、抱き合った。




「って、ここ道だったの忘れてたし」


「ほんとだ…誰にも見られてないかな」


「大丈夫だろ」




リクに手をきゅっと握られて、私たちは
歩き出した。




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