素直になれなくて
「ココ、行くぞ」


「え?どこに??」



お母さんたちが、盛り上がってるうちに
リビングを出た私とリクは


リクに手を引かれて、私の部屋に入った。



「変わってねぇ~なぁ」


「そう?」


「おいで?」




リクに呼ばれて、座らされたのは…



リクの膝の上。




向かい合って、膝の上に座るなんて…



最高に恥ずかしい…




「可愛い、ココ」


「そんなこと…ないもん…」



リクが優しい顔で髪の毛を撫でてくるから


魔法にかかったように


リクの首に両手を回して…


吸い込まれるように…





甘いキスをした…




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