嫌いじゃない。



「勉強に無関心なお前が?何で?」



「い、いやぁ〜…それがさ…」



事情を事細かく説明してやると



「…ちょっとだけだかんな」



「マジすか?!流石佳主馬っ」


「その代わりスパルタでいくから覚悟しとけ」



次の小テスト…絶対良い点とらないと!





⋆。˚✩ ⋆。˚✩ ⋆。˚✩ ⋆。˚✩ ⋆。˚✩ ⋆。˚✩



「おいコラ。てめぇ人の話聞いてたのか?」



「き、聞いてたけどっ!」



「じゃあ何でそこ、acを右辺に代入してないんじゃボケ。おら、そこ!もっと簡単な文字あるだろうが。何でそれを、くくってんだよ!そんなんじゃ上手く整理出来ねぇよ!つかお前よ、因数分解ぐらい完璧に理解しとけや」



「………スミマセン」



放課後、佳主馬の家へ行き予定通りスパルタで、精神まで鍛えてもらうことが出来た。

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