音ちゃんにお任せ



今日は、カフェを昼で終えた後、引越し屋のバイトが入っている。
昼食をカフェで済ませ、引越し屋のバイトに向かった。




「お疲れ様です」

「お、お疲れ―。準備できたらさっそく車乗り込んでくれる?」

「はい」




バタバタと事務所の中に入り、着替える。
落ち着く時間もなくそのまま現場に向かった。



引越し屋のバイトは体力仕事だ。
この夏場はかなりハード。
首にタオルを巻きつけ汗をかきながら荷物を運んだ。



学生のひとり暮らしらしく、アパートの2階への引っ越しはエレベーターがないため階段で運ぶ。
それはかなりしんどい作業だ。




「気をつけろよ」

「はい」




声をかけ合いながら部屋までは運び、すぐに次の荷物を取りに戻る。
その繰り返しだ。




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