音ちゃんにお任せ

一ノ瀬くんの涙





一ノ瀬くんの代わりに、カフェでバイトをしています。






初めての事ばかりで大変だけど、とても楽しいのです。







「一ノ瀬くん、大丈夫ですか?」



バイトが終わり、一ノ瀬くんの病院に直行。
起きている一ノ瀬くんを見てホッとしています。




「ああ、綾瀬・・・。悪かった。冬が連絡したんだろ?」

「いえ。一ノ瀬くんが無事で本当によかったです」

「あの。果物とか買ってきたんですけど、食べれますか?」

「・・・ただ階段から落ちて入院してるだけなんだから。お見舞いなんていらねぇよ」

「う・・・、すみません。お見舞いとかあまり経験がないもので・・・」





お見舞いといえば果物!?と張り切って買ってきてしまいました。





「・・・なに買ってきたの」

「あの、リンゴを・・・」

「ふぅん」





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