音ちゃんにお任せ
フッ
「え!?」
突然、裏口についていた灯りが消える。
一気に真っ暗になった店内に動揺した私は思わずたたらを踏む。
ガチャン。
思わず壁に手をついた。
その瞬間、なにやら嫌な音が。
「おい、大丈夫か」
「え、あ、はい」
「停電みたいだな・・・」
停電、ですか。
大丈夫でしょうか。
「とりあえず外に出るか」
「はい・・・あれ?」
手探りで裏口の扉に手をかけますが、ビクともしません。
どういう事でしょうか・・・。