音ちゃんにお任せ

恐るべし、女の戦い!?




一ノ瀬くんと、お店に閉じ込められました。





ドキドキと、特別な夜に思えました。







ですが・・・。




「どういうことよ!瑞己さんと、あんたがお店に閉じ込められるなんて!」




次の出勤の日は、一ノ瀬くんはお休みの日で、私と飯島さんそして由紀子さんというメンバーでした。
出勤早々私は飯島さんに詰め寄られたのです。

それは、一ノ瀬くんとお店に閉じ込められたあの夜の事。
すっかり、皆の知るところとなっていたのです。


原因は、あのオーナーらしいのですが・・・。
恨めしい限りです。




「ダサ眼鏡の分際でー!」

「す、すみません・・・」




私は、普段カフェに出る時はコンタクトに変えているのですが、帰るときはつけなれた眼鏡に戻しているのです。
しっかりそれは、飯島さんも見ているわけで。
ダサ眼鏡、と言われても仕方がないかもしれません・・・。




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