音ちゃんにお任せ
まだ付き合いは短いですが、それでも初めて見る琴心ちゃんのお願い。
無下にしてもいいんでしょうか。
きっと、いろいろと我慢しているはずです。
できることであるなら、小さなわがままでも聞いてあげたい。
私にできる事なら。
「あの、私は平気ですよ?あの、一ノ瀬くんがよろしければ・・・」
「お、お前・・・」
「ほんと!?おとちゃんっ!」
「はい。私、そういうの初めてなので、楽しみです!」
「・・・本当に、いいのか?」
「はいっ」
琴心ちゃんの笑顔が見れるなら。
私も、楽しみです。
「・・・じゃあ、10時からだから。9時半くらいに迎えに行く」
「はい!」
明日、琴心ちゃんの保育園に行きます。