世界中の誰よりも
✡プロローグ
私、大野美月は
中学二年生が終わる頃
学校生活がもう、嫌になってきた
幼稚園の時からずっといる友達とも
うまくいってない
それにもう、友だち関係なんて、とっくに壊れていた
先生との関係もダメだった
先生なんて、なにもしてくれないし
先生の授業はわかりにくい
授業で、答えを間違えたら
「間違えて恥ずかしくないんか」
「もっと努力しろ」
そんなことばっかり言われてきた
中学二年生が終わる頃
学校生活がもう、嫌になってきた
幼稚園の時からずっといる友達とも
うまくいってない
それにもう、友だち関係なんて、とっくに壊れていた
先生との関係もダメだった
先生なんて、なにもしてくれないし
先生の授業はわかりにくい
授業で、答えを間違えたら
「間違えて恥ずかしくないんか」
「もっと努力しろ」
そんなことばっかり言われてきた